サムライアジア編集部
FORTUNE CROSS 社の商社部門NANO SEIMITSU CO.,LTD(サムットプラカーン県・バンプリー工業団地内)。同社の大石 修寛マネージングダイレクター(以下、大石社長)が、かねてから事業化してきた画像選別機販売と自動選別作業の請負サービス事業拡大のため、新しい選別ハウスの増設と各種説明会を合わせた内見会を開催した。

増設選別ハウスの披露と選別関連の各種説明会を開催
「11月27、28日の2日間で各2時間、合計6回のセッションに66名様が参加して下さいました。熱心に話を聞いていただき、関心の高さに改めて驚くと共に、皆様が同じように選別作業に困られていることを改めて実感いたしました」(大石社長)

勉強会の風景
1. 外観半自動検査機DECSYS(デクシス)横回しタイプのデモ機がデビュー
外観検査の特に「判断」を自動化する提案。抜け漏れ、良品の不良判定を排除。

横回しタイプの半自動標準機(縦回しタイプは選別ハウスに常設)
DECSYSのセミオート機
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2. 協働ロボット(TM ROBOT/テックマンロボット)
外観検査機デクシスとセットにすることで生産設備内での完全自動化を実現。

デモ機を購入済みのため、新しい選別ハウス内で実機に触れることが可能
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3. 7CCDカメラ標準機の岳展UAZNC
ガラステーブルタイプとインデックスタイプのデモ機で寸法、変形、ミックス対策に加え、外観選別も。10万個/日の選別が可能。

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4. NAIDE AUTOMATION
各種自動機、検査機、アッセンブリー自動機メーカー
高い知見を持った中国メーカーと一緒に競争力のある自由設計の設備を
(各種選別機、自動アッセンブリー、工場生産ライン等)
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内見会にはインドネシアのメンバーもトレーニングとして参加し、岳展UAZNC、NAIDE、AGS、DECSYS、 PREMIER AUTOMATION からの応援もあり、盛況に行なわれた。
「大変有り難く、参加していただいた方へ新しい情報を十分に提供できたのではないかと思います」(大石社長)
全数選別の自動化分野におけるアジアのマーケットリーダーへ
内容も盛りだくさんとなり、いよいよ全数選別の自動化分野でNANO SEIMITSU社はアジアのマーケットリーダーとなってきたといえるだろう。選別でお困りの方や、自動選別の検討をされている方は、相談されてみてはいかがだろうか。
今後同社では、インドネシアでの本格稼働を推進し、その後ハノイ、ホーチミン、日本、インドでの展開も視野に入れて事業拡大を推進していく。